多重債務の借金苦を1日180円で抜け出す実践的な返済方法


私は多重債務になって借金返済を抱えるようになってからというものは、毎月の返済が当たり前という錯覚になってきて、とにかく遅れないように返済することに必死になりました。

借金がある限り5年払いであれば返済日が60回も決まっています。

その日は、こちらの都合や事情に関係なく確実に来ますので、借金生活が長くなりますと誰でも徐々に返済に疲れていきました。

そうやって借金苦に陥っていくと思います。

その時の考えは、毎月、毎月の返済を繰り返してしていけば「いつか借金は終わる」と、あらかじめ決まった返済金額を当初の返済回数とおりに返すものだと考えていました。

確かに「いつか終わる」のですが、その「いつか」を意識することができなくなるぐらい返済に追われてしまいます・・・実際に私もそうでした。

そんな多重債務者の借金苦を抜け出す実践的な返済方法です。

借金返済が膨らんで大変なのは、ひとえに元金に対する利息(金利)負担です。

漠然と頭で分かっていても、私自身も消費者金融の返済を1週間ほど遅延させて利息だけ返済という月もありましたので(次の返済日が来るのが早かったです)・・・細かい計算が苦手です。

パッと30万円を借りて毎月1万円の返済する。

ザックリ頭の中で計算して3年ぐらい経てば借金もなくなるはず。

そう考えて借金返済の総額(この場合は6回分、半年分の6万円が利息)までは深く考えません。

私も、30万円の借り入れ金額の返済総額は36万円という認識がありませんでした。

多重債務の借金苦を1日180円で抜け出す実践的な返済方法

これが多重債務で借金苦に陥る原因です。

原因は利息(金利)負担と分かっていても、体が借金苦の痛みを覚えても頭では苦手な借金返済(額)の計算式を把握しようとしないものです。

実践的な返済額の計算式。

あらかじめ決められた返済額を回数通りに支払っていきますと、半年分6万円多く返済しなければなりません。

それがお金を借りて返す時の約束と言えばそうなのですが、そんな半年余計に6万円多く返済するキャッシングのカードが5枚あれば30万円です。

5件150万円の返済を毎月5万円ずつ返済をしなければならないという計算をすることは当たり前でも、30万円ずつ借りた5枚のカードの借り入れ額の合計を180万円ではなく150万円と思い込んでしまう錯覚があると思います。

30万円の借金の総返済額が36万円で、それほど重みを感じれなくても、そのカード借金が5件に重なりますと5倍の30万円になります。

1枚分のキャッシングカードのご利用可能額と同額です。

借金返済額の計算式。

  • 毎月の利息(利息充当額)の計算式
    借入残高×金利(年率)÷356日×30日(1ヶ月が30日間の場合)
  • 毎月の返済額のうち、元金返済分の(元金充当額)計算式
    毎月の返済額-1ヶ月分の利息

もうこの時点の計算というワードで、私もそうでしたので嫌になると思うのですが・・・

今日、為替取引をしてペイアウト率がいつもの1.80倍から1.92倍に僅か0.12倍変わるだけで体感的に損益の違い(お得感)を感じれましたので、実は昔からお金持ちのほうが細かい計算をしているのでは?という新たな発見をしました。

借金返済額の計算式は例えばこういうことです。

30万円を金利18%、リボ払い(残高スライドリボルビング方式)で借りてきますと、毎月の返済額は借入残高が1万円~10万円では月4千円、10万円~20万円では月8千円、20万円~30万円では月1万1千円の契約とした時、あらかじめ決まった返済額を回数通りに返済していきますと返済期間は5年と3か月で、借金の総返済額は約42万円となります。

この場合12万円も多く返済することになります。

こんなカードが5枚もあれば・・・60万円。

新たな借金をしていないにも関わらず60万円も多く返済しなくてはならず、それは新規カード2枚分の「ご利用可能額」を利息、金利という形で余計に抱え込んでいるということになります。

分かりやすく考えますと、月々の利息は毎月の利子、金利は年間の利息と考えますと・・・「金利」のかかるものは早く返済を終わらせたほうがいいに決まってると思い込むとイメージしやすくなると思います。

この金利負担の見落としが多重債務で借金苦になってしまう油断でカラクリだと思います。

金融庁の指摘でも100万円のローンが5年後に2倍の200万円になることも金利の負担が将来に与える影響として指摘されています。


引用:金融庁

借金苦を抜け出すためには、少しでも繰り上げ返済することがお勧めです。

例えば上記例で、毎月5千円を上乗せして繰り上げ返済していきますと、返済額は借入残高が1万円~10万円では月9千円、10万円~20万円では月1万3千円、20万円~30万円では月1万6千円です。

毎月5千円の繰り上げ返済をするだけで、返済期間は2年半で借金の総返済額は約36万円。

5年3ヶ月の返済期間は約半分に、借金返済の総額は6万円も減ります。

こんなカードが2枚あるだけで12万円もお得な感覚(無駄に返済しない)になります。

つまり借金苦の原因の利息や金利は、借金の元金にかかるものなのです。

元金が減ればそれだけ借金総額が減り、早く借金がなくなります。

当たり前のことですので、頭で理解していても実行できないのが多重債務者の行動心理でもあります。

1日180円で借金苦を抜け出す実践的な返済方法。

多重債務の借金苦を1日180円で抜け出す実践的な返済方法

繰り上げ返済を月に5千円ということは日割り計算しますと180円です。

それをどこかで何とかする、この際、毎日どこかで見つけてくるもありと思います。

実際に180円であれば、どんなにお金がなくてそのに日貯めれない(見つからなくても)次の日に2日分の360円ならまだ何とか工面できそうな金額です。

もちろん約2倍の300円を毎日どこから調達して繰り上げ返済できれば、当然ながら返済総額も倍のスピードで減るわけですが、1日300円を365日は、心理的に厳しいというのが多重債務者の実情と思います。

私もそのような小銭貯金箱を何度壊したことか・・・おかげで私は貯金箱というものがトラウマのように嫌いになりました。

ですが1日180円は実践的な探せば見つかりそうな金額で、今の借金苦をを抜け出す金額としては安いはずです。

かつての私と同じく、そんな計算は苦手で細かいことをするのも面倒くさいと思う方は・・・

この計算式を見てスゴイという気持ちを植え付けてみてください。

毎月2万円の積み立て預金

1年で24万円、10年で240万円、20年後には480万円です。

このコツコツさが我慢できない、意味がない、想像もつかないというのが借金苦だった頃の私で10年後の240万円はピンと来ませんでしたが20年後の480万円には「おぉスゴイ」と思いました。

私もそうでしたが、貯金と返済のプラスマイナス2万円は借金生活の大勢に影響のないお金で、いざ借りる際に考えた月々の返済額の負担も「2万円増えるけど仕方ない」と、紙一重だったと思います。

その紙一重の2万円の半分の半分の5千円でいいのです。

そして1日180円、月々5千円を貯めるというのが苦痛な人は、その金額を他の借入先に払っていると思えばわりと無理なくできると思います。

いま抱えている5枚のカード借金が6枚になったところで借金生活がそう変わりないはずだと思いますので、実践的な金額の1日180円を繰り上げ返済することが多重債務で借金苦を抜け出す手始めの返済方法ですのでお勧めです。